子どもたちの夢のある未来へ、地球が、故郷が永久(とわ)に平和であることを願い、「非核平和都市宣言」をしました。
 私たちは、世界で唯一の核被爆国として、その悲惨さを語り継ぎ、核兵器のない平和な社会づくりを目指さなければなりません。
 人と自然が共生し、人と人が支え合う「平和の心」は、心地よい暮らしの根幹になるものです。宣言を契機に、一人ひとりに平和の心が少しずつ根付いていくようみなさんと一緒に取り組んでいきたいと思います。

柴田町非核平和都市宣言

平成22年6月10日

 世界の恒久平和は、人類共通の願いです。
 今なお世界には大量の核兵器が存在し、世界の平和と人類の生存に対して深刻な脅威をもたらしています。
 世界で唯一の核被爆国である日本は、広島、長崎の惨禍を繰り返さないためにも、核兵器の廃絶と平和の実現を全世界に訴え続けていかなければなりません。
 私たちは、美しく豊かな郷土を守り、人と人との絆を大切にしながら、平和な社会を築いて、子どもたちに伝えていきます。
 柴田町は、核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずとする非核三原則の堅持と核兵器の廃絶を求め、恒久平和の実現を願い、ここに非核平和都市を宣言します。