第一幼稚園日記

　　午後から雪が降ってきて春には程遠い天気でしたが、幼稚園は春の雰囲気に包まれました。

　　ひなまつり会は３部構成で、第１部はお琴の演奏会。毎年来ていただいているボランティアの方３人によるもので、「うれしいひなまつり」や「さくら」「さんぽ」など全５曲を演奏していただき、実際にお琴にも触れさせていただきました。第２部は年長・年少合同マンカラ大会。じゃんけんで組み合わせを決めると、すぐ白熱した対戦が繰り広げられました。そして、第３部はみんな楽しみにしていた会食会。おうちからサンドウィッチを持ってきてもらい、シチュー、ゼリー、カルピス、雛あられと、豪華なランチをいただきました。みんなで食べると、なんでいつも以上においしいんでしょうね。

　３月１５日、この日をずっと心待ちにしていた年長児３０名が、幼稚園を巣立っていきました。毎日一緒に遊んだり、励ましあったり、あっという間の２年間でした。笑顔あり、涙ありの素敵な卒園式でした。

　さて、送り出した年少児はというと、さすがに昨日の今日で「さくらさんは？」と言う子もなく、幼稚園を端から端までくまなく使い、思う存分遊んでいました。今まで年長児と一緒に行っていたリズム遊びも、２チームに分かれて行い、「新しいたんぽぽさんに教えてやるんだ！」と張り切って取り組んでいました。修了式まで残すところあと３日。進級の期待を高めている子ども達です。

　今年度最後の行事、修了式が行われました。

　普段は、元気いっぱいで少しもじっとしていない子ども達も、どんな式なのかしっかり理解し、自分達の姿を園長先生やお家の人に見てもらいたいという思いで式に臨みました。

　一年間の集大成。つい先日の年長さんの姿もまだ瞼に焼き付いていたのかもしれませんが、とても立派で、一年前の入園式を思い返すと、こんなに成長するのだなーと、お家の人にも褒めてもらっていました。

　いろんなことを毎日積み重ねて、自信をつけ、意欲をもって物事に挑戦する子どもに育っています。４月。年長になった喜びに、満面の笑顔で登園してくれることを楽しみに待っています。

　春休み中、園長先生のお話にあった、「交通事故に気をつけること」「規則正しい生活をすること」を忘れずに元気に過ごしてください！！