第一幼稚園日記

　クロッカスが咲き、桜のつぼみがぷっくりふくらんだ今日、30名の新しいお友達を迎えました。昨日一足先に進級した年長さんは、朝から「まだ来ないかな〜？」「泣かないかな〜？」と、まるで保護者のようにつぶやきながら待っていました。真新しい園服に身を包んだ年少さんは、期待と不安の入り混じった表情で登園。入園式では、おりこうさんに椅子に座ってお話を聞いていました。

　「幼稚園はとっても楽しいよ。これからいっぱい遊ぼうね。」

　お迎えのことばのとおり、明日から遊べることを楽しみにしている子ども達でした。

天気が崩れそうと言われながらも一週間ぽかぽか陽気に恵まれました。

　入園から３日。年少クラスから泣き声が聞こえなくなり、のぞきに行った年長児が「先生、誰も泣いてないよわ！」と報告に来ています。まだ慣らし保育中で早く帰る年少児は、帰り際遊びたくて後ろ髪を引かれながら…と言う感じです。年長児は、年少児が帰ってから、スクーターでロードレースをしたり、サッカーをしたり、だんご虫探しをしたり、友だちと誘い合って楽しんでいました。

　桜のつぼみが膨らんで赤みを増したことに気づいた子もいて、「もうすぐ咲くんじゃない？」と楽しみにしている子ども達です。来週は園庭で花見が出来そうですね！

　昨日までの陽気で今日あたりから桜の花がほころび始めるのではないかと思いましたが…“惜しい！”というのがぴったりな感じでした。「ピンクのお花が見えてきたよー。」と、桜の木に登ってみた子が感想をみんなに伝えていました。

　園庭東側の桜がやっと少しだけ開花しました！より日が当たるところから開いてきているようで、子ども達も何人か気づいたようです。

　でも、子ども達の目下の興味は「だんご虫」

もう、「幼稚園にはどこにもいないんじゃないか？」と思うくらいあちこち探索しています。

　新入児の慣らし保育が11時半となった今日、年長、年少どちらも「お待ちかね」？の、新入児歓迎会が行われました。

　年長児が考えて司会進行し、踊りや縄跳びなどを披露したり、プレゼントを用意して渡したり、一緒にダンスをして親しくなったり、お互いに楽しい時間を過ごすことができました。

　ダンスは年少年長ペアになって踊り、握手をして自己紹介もしたので、明日からもっと身近に感じて遊べるといいな〜と思っています。