第一幼稚園日記

今日は十五夜。幼稚園でも大きなカゴに秋の果物や野菜を飾り、お月見会をしました。たんぽぽ組のお友達は、お供え物にと「だんご作り」に挑戦しました。サラサラとしただんご粉に触れ、「海の砂みたい!」

「なんかおもちの匂いがするよ・・」と興味津々の子どもたち。少しずつぬるま湯を入れ、まとまってきた生地をもらうと、得意の忍法「くるくるの術」を使い、小さい手をいっぱい回しながらまん丸形のだんごがたくさんでき大喜びでした。さっそくおなべで茹でて、お月様にお供えしました。自分達で作ったおだんごが食べられずちょっぴり残念そうでしたが、「お月様おいしいっていってくれるかな・・」「うさぎさんも食べてね」などと素敵な会話がいっぱい聞かれました。今夜はお家でもぜひ、お月見会をしてみませんか・・・。親子で夜空を見ながら素敵なお話を・・・。

今日は町のバスに乗って太陽の村までお散歩に行きました。途中下車をした後、何やら林道に怪しい人影が・・。なんと職場体験に来た船岡中学校のお姉さん4人が忍者に変身して、子どもたちを迎えてくれました。くもの巣のように木々に掛けられた紐を潜ったり、カエル跳びの術やジャンケンの術などいろいろな忍者の術に挑戦しながら、手裏剣広場のゴールをめざした子どもたち。急な坂も最後まで頑張りました。ひとやすをした後は、お家の人が作ってくれた「そり」でおしりが真っ黒くろすけになるほどそりでの「芝滑り」を楽しみました。予想以上の滑り具合に、子どもたちのはしゃぐ声があちらこちらで聞かれました。心地よい秋風を感じながらのお散歩、子どもたちは大満足の一日となったようです。

土曜日は待ちに待った運動会が行われました。秋晴れの下、これまで練習してきたかけっこやお遊戯、縦割りグループでの玉入れ、親子での障害物競争など今年のテーマ通り「笑顔一番・元気一番」で楽しみました。また、おじいちゃん・おばあちゃんに書いたお手紙の成果もあり、たくさんの方に応援していただき、子どもたちも大喜びでした。そして今日は、船岡中学校の三年生が来園し思春期事業がありました。

パパやママよりも大きなお兄さんやお姉さんがいて、ちょっとびっくりの子どもたち。でも、優しくかかわってくれる中学生が大好きになり、汗だくになって遊んだり甘えていました。明日も思春期事業があることを知らせると、「また、いっぱい遊べるぞ!!」とはりきっていました。